はじめに

「 高校地理の全授業をタブレットとロイロノートでやってみる〜地理総合に向けて〜」をご覧くださり、ありがとうございます(膨大なブログがあり、読者もいない、閲覧数が少ない中で、このブログに辿り付くのはレアケースだと思います。どうやって辿りついたんですか?検索でもなかなかヒットしないと思います)。

ちょっと長いですが、このブログの誕生秘話を書いておきたいと思います。

このブログは2021年度に高校の地理Aの授業の全てを、タブレットパソコン(以下、タブレット、端末はMicrosoft surface go2)とロイロノートを使って行った記録です。

コロナ禍の中で、高校でも生徒一人に一台のタブレットが提供される時代になりました。そんな中で、比較的、タブレットを導入しやすい、した方が授業が展開しやすい高校地理Aという科目でタブレットを使ってみようと試みました。

授業の一部でタブレットを使用することは他教科でもあると思いますが、今回は全授業でタブレットを使用しました。全授業をやたら強調していますが、おそらく「情報」以外の授業で全授業をタブレットを用いて行う実践は多くないと思います(オンラインではなく、対面授業で)。

タブレットを使った授業は、学期に1回、月1回、週に1回くらいの頻度で、適切な場面で使えばいいのではないか、と意見もあると思いますが、毎回タブレットを使うことでタブレットの可能性を十分に引出せるのではと思い(「トーク&チョーク&スライド」もちょっとマンネリ化してきた)、このような実践を始めました。

「実践」とは言っていますが、毎回タブレットを使ってみることが第一目的(もちろん、深い学びや対話的な学びを目指してはいますが)になっているので、反省点もたくさんありますが、せっかくなので、全授業の記録をブログに残しておきたいと思います。

1月くらいから記録を始めましたので、過去のことを振り返りながら、リアルタイムで行っている授業の記録も書いているので、第◯回というのが、順不同になっていたり、抜けていたりします。

新学習指導要領もスタートし、地理総合が始まります(地理の教員は全国的に少ないと聞いています。歴史が専門という方にとっても参考になれば幸いです)。防災教育やGISが重視される中でタブレットの有効性は高まると思います。また、株式会社 LoiLo さんのロイノート・スクール(以下、ロイロ)というアプリケーション(詳しくはロイロの公式HPで)を授業の教材として使っていますので、その使用方法の参考になれば良いとも思っています(既にロイロの公式ホームページにはたくさんの授業実践が載っていますが…)。

以上、このブログを書き始めた理由です。

新年度が始まりましたので、1月から書き溜めたものを少しづつ公開していきたいと思います。


コメント

このブログの人気の投稿

第4回 さまざまな地形①

第9回 気候①:大気の大循環①

第2•3回 いろいろな地図を知ろう